それってホントに子どものため?やってはいけない7つのこと

 

わたしも親になって子どもの心や育て方についていろんな資料を見たり、聞いたりしてきました。 

もちろん、その中から自分には必要だなと思うものを選択して子どもを育ててきています。 

親として、もしくは保護者として子どもを守ろうとすることは当然のことですよね。 

でも実はそれが子どものためではなく、子どもを見ている私たちのためになってはいませんか? 

意識をしていないと「子どものため」がいつしか「自分のため」「世間体のため」というように変わってきてしまうかもしれません。 

今回はついついやってしまう保護者としての失敗について話をしていきます。 

やってはいけないこととは 

親として、保護者としてやっていはいけないことはたくさんあると思いますが、そのなかっでも次の7つについて話をしていきます。 

1.勉強をさせる 

2.友だちを選ぶ 

3.期待をかける 

4.否定する 

5.真に受ける 

6.決めつける 

7.すべて任せる 

勉強をさせる 

「勉強しなさい!」 

ほとんどの保護者がこの言葉を口にしているのではないでしょうか。 

わたしもついつい子どもに向かって言ってしまいます。 

でも、なぜ勉強をしなくてはいけないのでしょうか。 

「将来の選択肢を増やすため」 

「高校・大学のネームバリューがあるため」 

「いいところに就職して安定して暮らすため」 

「あなたのためを思って」 

思い浮かぶのはだいたいこんなところでしょう。 

でも考えてみてください。 

これってわたしたち保護者の勝手な意見ではないでしょうか。 

勉強をすることがいい未来に繋がるのでしょうか。 

未来は自分で選択をするもの。 

本気で「なりたい」と思ったものに子どもは一生懸命になります。 

勉強をさせることが目的になってはいけません。 

子どもがひとりで生きていくためにどんなことが必要なのか、どうやって生活していくのかをよく考えて話してあげることが大切です。 

「勉強しなさい」 

なんてつまらない一言よりも、もっと将来や生き方、目標を一緒に語り合いましょう。 

それが一番の「勉強」です。 

友だちを選ぶ 

こんな経験ありませんか? 

「あの子は悪い子だから友だちになっちゃダメ」 

「あの子は変な子だから近づいちゃダメ」 

「あの子の親はおかしいから仲良くしちゃダメ」 

わたしも正直「うっ・・・」と思う子どもや保護者に会います。 

でも、子どもはそんなこと知ったことではありません。 

そして、わざわざ子どもにそんなマイナスなことを言う必要はありません。 

友だちや人づきあいは経験することで学んでいきます。 

何も言わなくとも自然と自分に有益な友だちを作ります。 

子どもだって、自分が嫌な気持ちになる人は嫌です。 

付き合い方は人との関わりでしか学ぶことができません。 

友だちについて子どもにとやかく言わないようにしましょう。 

その一言が偏見や差別を生みます。 

どんな子が友だちでどんなところがいいところなのか、そして、悪いことをしていたら正していったり、お互いに注意していけるようにと声をかけてあげたりしましょう。 

子どもの喧嘩に親が出ていくこともありますがこれもNGです。 

子ども同士で解決させること、それを親は見ていることが成長に繋がりますよ。 

保護者同士は・・・お互いに大人になりましょう(笑) 

期待をかける 

「期待しているからね」 

「頑張ってね」 

こんな声かけをしていませんか? 

子どもにとってこの言葉は励みにも痛みにもなる言葉です。 

「期待をかける」ということは、逆に言えば「それくらいできる」というように捉えることもできます。 

子どもにとって重い言葉にならないようにする工夫が必要です。 

大切なのは、「今そこにいる子どもの存在を認めてあげること」です。 

もし、もっと上のレベルを目指して欲しいならば、 

「ここまでできるからこれもできるかもしれないね!」 

「頑張ってるから、きっとこんなことも挑戦したらできちゃうかもね!」 

といったように、「今」の子どもを褒めて認めて「未来」を示してあげましょう。 

子どもは大人が思っている以上に頑張っています。 

そして、その頑張りを認めて欲しいのです。 

どんな小さなことでもできなかったことができた時には褒める・認める。 

もし、やったことでできなくても何度も失敗し、挑戦することが大切だと声をかけて励まし、今の状態を認める。 

こんな簡単なことで、子どもは大きく成長します。 

そしてこれは、難しいのですが・・・ 

「こうなるべきだ」 

「こうなってほしい」 

という気持ちを悟られないようにしましょう。 

期待は自分がもってもいいですが、子どもにかけてはいけませんよ。 

否定する 

これはよくやってしまいます・・・ダメ人間ですね。 

「これくらいなんでできないの!」 

「どうしてふざけるの!」 

「なんでいうこと聞かないの!」 

「どうしてやってくれないの!」 

・・・耳が痛いですね(;´・ω・) 

あとは、これもですね・・・。 

「どうせできないだろう。」 

「無理だから。」 

「やっても無駄。」 

言ったことありませんか? 

一番最悪なのはこれ。 

「生まなきゃよかった。」 

「生まれてこなきゃよかった。」 

人間を否定されています。 

否定というのは最も強力で恐ろしい最低最悪の行為です。 

それくらいに思ってください。 

どうしてこのようなことを思ってしまうのか。 

あるいはどうしてこんなことを言ってしまうのか。 

簡単です。 

「自分の思い通りにならないから」です。 

まず、自分と子どもは分けて考えましょう。 

自分と子どもが同じだと考えてはいけません。 

血のつながりや関係があれど、別の人間です。 

先ほども出てきましたが、その子を認めてあげましょう。 

否定されればされるほど、子どもは挑戦することを嫌がり、否定的な考えをもち、つまらない人間になっていきます。 

とにかく、失敗をさせる。それを正す。次へのビジョンを見せる。 

では、できないことを「やらせる」にはどうしたらいいでしょう。 

答えは「怒り」をぶつけ、「不満」を漏らし、「恐怖」や「無力感」を植え付けることです。 

・・・え?そんなこと望んでない? 

でも普段やってますよね? 

「○○しないと怒るよ!」 

「○○しないならおいていくからね!」 

「こんなこともできないなんて・・・」 

どうですか? 

「やらせる」というのはそういうことです。 

子どもに「やらせる」のではなく、「してもらう」精神をもちましょう。 

子どもを落ち着かせ、今どんな状況なのか、どうしてそうしたいのかを子どもの目を見て伝えるのです。 

「お菓子はさっき買ったから今日はもうおしまいだよ。」 

「これができないとこのくらい大変なんだよ。」 

など、きちんと理由を話してあげることが必要です。 

逆に、子どもの理由も聞いてあげることが大切です。 

時間はかかりますが、これからの子どもとの関係や大変さを考えたらちょっとした苦労です。 

小学生ぐらいになれば我慢も覚えます。 

それでもだめなら強行手段ですけど( ´∀` ) 

特に小さいうちはわがままなので、強行手段を使わざるをえないこともありますが、一通り話をしてあげましょう。こういうことは繰り返しお手本を見せてあげることが大切です。もちろん、話をする時には腰を下ろして同じ目線に立って空気を変えてあげてくださいね。 

最初に条件を出しておくこともひとつの手かもしれませんね。 

条件を出したからには大人も子どもも守りましょう。 

真に受ける 

子どもの言葉を真に受けてませんか? 

「○○ちゃんがいじめるの」 

「勉強したから」 

そんな言葉を聞いて納得してませんか? 

最悪、関わってくれている人に文句を言っていませんか? 

これは、どちらかというと頭が回る子の保護者に多いです。 

子どもに馬鹿にされてますよ。 

見ていないことを子どもの言葉を信じて、あたかも見てきたかのようにふるまっていませんか? 

「うちの子どもは信頼できるから。」 

「いつも一緒にいるし、この子は賢いから。」 

「うちの子が嘘をつくわけがない。」 

はい、面倒くさい保護者認定です。 

これは「放任」「無責任」です。 

もっと子どもをよく見てあげましょう。 

家族といえどもひとりの人間です。 

自分を守るために嘘をついたり、人を欺いたりすることもあります。 

嘘つきだと言っているのではありません。 

もっとよく子どもと話をすること、見てくれている人や仲良くしている人との関係を築いていこうということです。 

これは、子どもの問題というよりもわたしたち保護者の問題です。 

少し脱線しますが、「家族」や「親子」などの閉鎖された空間だけが正しいわけではありません。 

そもそも何が善で何が悪なのかなんてわかりません。 

「虫は気持ち悪いから殺す」は善ですか? 

「私には厳しい」は悪ですか? 

そんなレベルです。 

わたしたちは善悪を「いろんな情報」を踏まえて判断し、そのうえで決めています。 

その「いろんな情報」を自ら排除していたら良い判断はできません。 

「子どもからの情報」だけでは不十分なのです。 

そのいろんな情報が信用できるかどうかも自分の判断ではありますが、少なくとも多くの情報があればあるほど信憑性は上がりますよね。 

保護者は自分が好きな人、自分のことを良く言ってくれる人だけでなく、いろんな人とコミュニケーションをとって素直に聞くということが子どもを歪んだ性格にしない第一歩です。 

まぁ、最近の人は嫌われたくないから人の子どもでも良く言うんですがね(;^ω^) 

とにかく、子どもをよく目にかけて話をすること、アンテナを高くしておくことは大切です。 

ちなみに、一番信頼できるのは一緒にいる子どもです。 

嘘ついてもその様子や言動で自分の子どもに対する評価がすぐわかります。 

保護者や子どもとは仲良くしておくといいですよー|д゚)チラッ 

決めつける 

「お前はダメな奴だ!」 

「こうしなきゃだめでしょ!!」 

「こうするべきだ!」 

そんな決めつけはよろしくないですね。 

わたしから言わせていただければ、ダメなのは育てているあなただし、どうしてそうしなきゃいけないのかもわかりません。 

大人はみんな経験をしています。 

経験は最大の勉強です。 

だからこそ自分の子どもにはこうさせたい、させたくないといった欲求が生まれてくるのでしょう。 

でも、子どもはそんなこと経験してません。 

経験してないことはわからなくて当然です。 

それをあたかも知っているだろうといった感じで話すのはどうでしょう。 

なぜそうなのか、そうしなくてはいけないのか。 

その経験を子どもに話してみてください。 

納得するかしないかはわかりませんが、話をすることでそのことに対する心構えができたり、考え方が変わったりするかもしれません。 

頭ごなしにダメ、こうするべきというのではなく、なぜそれはダメなのか、なぜその時はそうするべきなのかを話し、考える時間を設けましょう。 

すべて任せる 

誤解を招いてしまう書き方をしましたが、すべてを任せるというのは、「親が一切関わらないですべてを任せる」ことを言っています。 

すべてを任せるというのは「もうわたしは何もしませんよ」と言っているのと同じです。 

子どもにすべてを任せる、こんな危険なことはありません。 

すべてを任せるのは、本当に手放してもいいくらいの大人になった時か、自分が死ぬ時です。 

はっきり言って、30超えないと不安です。 

せめて目にかける、たまに見てあげるぐらいはしましょう。 

小さい子どもならなおさらです。 

「できるだろう」と思って自分のことに集中してませんか? 

自分の時間が欲しいからといって子どもをないがしろにしていませんか? 

さらに、中高生は一番難しい時期です。 

心の成長期です。 

ここでの保護者や周りの大人の関わりが人生を左右するといっても過言でないくらい大切な時期です。 

そんな時期にすべてを任せたら、親が責任を放棄したら、大人になった時には手も付けられない状態になっているでしょう。 

やることは簡単です。 

「話をする(経験を語る)」「話を聴く」「認める」「激励する」「目にかける」 

これだけです。 

これだけのことをきちんと子どもと向き合って真剣に行うだけです。 

スマホとかテレビとか見てる場合ではありませんよ。見ながらしながら聞きながらでできることではありません。 

「対話の時間」を作ってください。 

終わりに 

いかがでしたか? 

自分に当てはまるものもあったのではないでしょうか。 

私はこころがけてはいますが、それでもなかなか実行できていないことのほうが多いです。 

子どもと向き合うことが子どもの成長を助けます。 

そして、一番大事なこと。 

「コミュニケーション」です。 

最近ではゲーム、スマホ、パソコンなど、一人で遊べるものが増えてきました。 

そんなもので大切な「家族」の時間をつぶしてはいけません。 

家族といるときぐらいは家族で団らんをしましょう。 

また、人と人とのコミュニケーションの場も少なくなってきています。 

私は非常にコミュニケーションをとるのが苦手ですが、子どもがほかの子どもと一緒に遊んだり、声をかけたりすることで話しやすい場面が出てきたら積極的に話をするようにしています。もちろん子どものためです。 

「コミュ障」なんて言葉に甘えないでください。 

あなたはできます。 

一人じゃありません。 

みんな不安があります。 

自分だけではありません。 

同じ人間として生まれたもの同士、協力していきましょう。 

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