団粒構造の土はどんな土?単粒構造との違いとその効果とは

作物を育てる時に、大切な要素のひとつとして「土」の質があります。 

土の質が悪いとうまく作物が育たなかったり、すぐに枯れてしまったりします。 

そうならないための土づくりをしていきましょう。 

今回は、「団粒構造」と「単粒構造」についてお話をしていきます。 

土の構造について 

先ほども述べましたが、土の構造には大きく分けて2つあります。 

「団粒構造」と「単粒構造」です。 

それぞれの特徴について解説していきます。 

団粒構造 

団粒構造は小さな土の粒(土の微細粒子)が集まって小さなかたまりになっている状態です。 

団子のような大小さまざまな土のかたまりがバランスよく混ざり合い、隙間がたくさんできています。 

この隙間があることで排水性や通気性が良くなり、作物の成長を助けます。 

また、団粒構造の土はひとつひとつのかたまりに水を吸収するので、保水性もバッチリです。 

例としてあげると、ホームセンターなどで売っている「赤玉土」です。 

確認していただけるとわかりますが、ゴロゴロとしたかたまりがたくさん入っています。 

団粒構造にするには・・・ 

団粒構造の土にするには、そこに住む生物や人間の手で耕すことが必要です。 

土壌に住んでいる微生物からの分泌物や植物の根から排出される分泌物、昆虫・ミミズ・小動物などからの分泌物が接着剤の役割を果たし、団子状の粒子が生成されます。 

また、畑を耕すことで土がふかふかになり、土壌生物の活動を活発にしたり、土のかたまりを作りやすくしたりします。 

肥料や腐葉土などを混ぜて耕すことで微生物の繁殖を助け、より効率的に団粒構造の土を作ることができます。 

このようにしてよい土壌をつくっていくのです。 

単粒構造とは 

「団粒構造」の反対に、「単粒構造」というものがあります。 

これは、団粒構造が土の粒の集まりがかたまりになったものに対して、土の粒がそのままの状態になっているものです。 

土の粒子が詰まって状態であるため、排水性や通気性はとても悪いです。 

その土ひとつひとつには保水性もありません。 

主にゆるい砂土質や粘土質の土で構成されており、作物の栽培には向いていません。 

(もしかしたらそこで育つ作物もあるかもしれませんが・・・。) 

実験してみよう! 

「団粒構造」と「単粒構造」の土を使って、排水性や通気性、保水性の実験をしてみましょう。 

準備するもの 

ペットボトル(500ml) 
赤玉土とそれを粉々にしたもの(適量) 
カッター 
水を入れるもの 

作り方 

ペットボトルをカッターでおよそ半分に切り、キャップ側に土を入れます。最初は団粒構造から始めると実験がスムーズにいきますよ。 

残ったペットボトルの底側に、キャップ側を置いて上から水を入れていきます。 

実験をするとわかるのですが、この2つの土の構造の違いははっきり出ます。 

同じ土なのに構造の違いによって全く違う結果が出るのは不思議ですね。 

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