簡単・安い・かわいい魚!0からの初心者向けメダカの生態と飼育方法

自宅でアクアリウムをしたいけど、魚を飼うのは大変そう。 

水道代とかエサ代とかお金がかかりそう。 

そんなあなたにオススメなのが「メダカ」です。 

お手入れも簡単で、育てやすい。 

値段も幅広く、必要な準備もあまりお金がかからない。 

何よりかわいい! 

そんなメダカについての生態や飼育方法についてお伝えしていきたいと思います。 

小さい体で丈夫なメダカ 

メダカは小さくて弱々しいイメージがありますが、実は水質や水温の変化に強い丈夫な魚です。 

室内・屋外問わず、簡単な飼育設備で飼い始められるという、アクアリウム初心者にとってはうってつけのおさかなさんです。 

小さなお子さんにもやり方さえわかれば簡単に飼育できるくらい飼いやすいです。 

とはいえ、水槽の選び方や餌の与え方、水換えの頻度など、メダカの飼育が初めての場合に悩みやすいポイントがあります。 

メダカの生態を知ることで、よりよい飼育方法を選ぶことができるので、頑張って学んでいきましょう。 

メダカとは 

はじめに、メダカの生態についてみていきましょう。 

メダカはダツ目メダカ科に属する淡水魚です。 

大きさは最終的に3~4cmほどに成長します。 

「メダカ」という名前の由来にもなっている、突き出した大きな目が特徴です。 

背びれは魚体の後方にあり、尻びれの前端よりも後ろについています。 

メダカにも体の色などによって種類がたくさんありますが、一般的にメダカと呼ばれているのは『クロメダカ』です。 

日本の河川や湖沼などに棲んでおり、その名のとおり黒・灰色がかった色をしています。 

品種改良されたメダカたち 

飼いやすい、育てやすいということで品種改良が盛んに行われており、次のような種類も販売されています。 

楊貴妃(ようきひ):朱色が濃く、小さい金魚みたい。 

幹之(みゆき):背中が白や青に光る。ぴかぴかしてきれい。 

三色:体色が赤と黒、白の三色。小さな錦鯉みたい。 

ダルマ:丸みのある太短い体形。確かに丸い。 

オロチ:めっちゃ黒い。クロメダカより黒い。 

ラメ:細かな光沢鱗をもっていてキラキラしている。いろんな色があるよ。 

スワロー:長い尾ヒレがヒラヒラしてる。チャラチャラ系。 

サタン:もじゃもじゃはしてないし、角も生えていない。オロチとスワローの特徴がある。 

この他にも品種改良によってたくさんの種類が販売されています。 

掛け合わせていけば、見たことのない品種も生まれるかもしれません。 

飼いやすいうえに見た目が美しいことから、観賞魚のなかでも人気があります。 

メダカの生き方 

メダカは国内では青森県から沖縄県の川や池などの淡水域に広く生息しています。 

水質への適応力が高いことから、河口など淡水と海水が混じりあう汽水域でも生存可能です。 

雑食性で、ゾウリムシやミジンコ、植物プランクトン・非常に小さな水草など、動植物問わず幅広く口にします。 

「めだかの学校」という歌のタイトルからもわかるように、群れで生活することが多いです。 

産卵期は水温が上昇する4~9月頃で、1回の産卵で直径1.0~1.5mm前後の卵を10~30個ほど産みます。 

卵は水温25℃の環境で10日前後でふ化し、個体差はありますが3カ月程度で体長約3cmまで成長します。 

寿命は約2~3年です。最長では5年ほど生きることもあります。 

メダカを育てる環境 

メダカを飼育できる水温は5~30度とかなり範囲が広いです。 

この範囲から少し外れてもすぐに死んでしまうことはありませんが、大きく異なると危険な状態といえます。 

飼育する環境や飼っている数によっては酸欠になってしまうこともあるので注意が必要です。 

10度を下回る低水温ではあまり活動せず冬眠します。 

観賞用として飼う場合には、25℃前後の温度に保ってあげると活動的な状態を維持できます。 

繁殖を狙う場合は、季節を感じさせることが大切です。 

季節ごとの水温差は、メダカたちの一定周期の生活リズムを整えることができるので、 

寒さや暑さが特に厳しい場合を除いては、温度は自然のままが理想的です。 

水温30度を超える日が続くと人間と同じで消耗してしまいます。 

屋外であればすだれや浮き草を利用したりして日陰を作るか、日陰のある場所に移動させましょう。 

室内であれば、室温を一定に保ったり、水槽用冷却ファンなどを設置したりして水温を調節しましょう。 

急激な温度変化があるとメダカにダメージを与えてしまうのでお湯や氷での水温調整 

はやめましょう。 

メダカの水質管理 

メダカの水質はそこまで気合を入れてやらなくても、弱酸性~弱アルカリ性であれば問題なく飼育ができてしまいます。理想は中性です。 

もちろん、メダカを大切にそだてるのならば、急激な水質の変化を避け、極端に酸性・アルカリ性に傾かないように定期的な水換えはやっていきましょう。 

もし水換えしてもメダカの体調が不安定な場合は、試験紙やphメーターを使って水質を確認してみましょう。 

メダカの室内飼育に必要な設備 

屋外飼育では、鉢やビオトーブ(バイオトーブ)以外ではほとんど必要な設備はありません。日陰を作るためのすだれのようなものがあるとなおよしです。 

メダカの室内飼育あるといいの設備は水槽、ろ過フィルター、照明、底砂です。 

なくても飼育は可能ですが、長く育てていきたいならば購入しておいて損はないでしょう。 

水槽・水量とメダカ匹数 

メダカは小さい魚ですので、小型水槽でも十分飼育することができます。 

匹数の目安は『飼育水約1Lに対してメダカ1匹』です。 

1リットルのペットボトルがあるとわかりやすいですね。 

水槽を購入するときに、どのくらいの水を入れることができるのかを確認しておきましょう。 

もちろん、水槽を満水にすることはありませんし底砂も入れますので、水の量を計量カップやペットボトルなどを利用して水槽に入れ、総水量に合わせて飼育数を決めましょう。 

水槽は大きい方が水量を確保できるため、水温と水質が安定しやすく飼育も容易になります。 

ろ過フィルター 

メダカは体が小さくフンの量も少ないので、思っているよりも水を汚す魚ではありません。 

ろ過フィルターがなくても十分に飼育できます。 

ただ、病気になりやすかったり、汚れが目立つようになってしまうため、簡単なろ過フィルターを設置しておくだけでもメダカにとっては良い環境となります。 

メダカは強い水流が苦手なので、吐出量を調節できるフィルターや水草・流木などを利用して水流を調節しましょう。。 

投げ込み式フィルターで使うエアーポンプや、外掛け式フィルターの機種は、吐出量を調節できるものが良いでしょう。 

吐き出し口を壁に向けたり、水草や流木を入れたりすることでも水流を調整できます。 

【2021年】おすすめ人気の小型ろ過フィルター10選!30cm小型水槽でも安心! 水槽画像 

照明 

メダカは周囲の明るさで体の周期を整えます。 

人間と同じく、明るい時間帯に活動して、暗くなると体を休めます。 

健康的に飼育するためには、一定のリズムを保ってあげましょう。 

照明はLED照明がおすすめです。 

1日8時間程度を目安に点灯して、夜間には消灯するようにしましょう。 

点灯時間の管理が難しい場合はタイマーを利用しましょう。 

窓際に水槽を置いて照明の代わりに太陽入れればいいんじゃない?と考える方もいらっしゃいますが、これはNGです。 

水温が急変しやすい、コケが生えやすい、水槽のシリコンが劣化しやすいなどの不具合が生じることがあります。 

底砂 

底砂を敷くことによって、水を浄化してくれるバクテリアの住処となり、水質が安定しやすくなります。 

さらに、照明の反射を防いでメダカを落ち着かせる効果もあります。 

水草を植える時にも役立ちます。 

底砂はソイル(土を固めたもの)よりもある程度粒の大きい大磯砂がオススメ。 

安価で入手できるうえにソイルのように粒が崩れることがありませんので、定期的に底砂を交換する必要もありません。 

水草の根張りはあまりよくはありませんが、育成が簡単な水草でしたら十分飼育できます。 

この他の底砂でも、水質を変化させるものでなければ飼育可能です。 

他の水生生物も一緒に育てる場合には、お互いによい環境になるように選んであげましょう。 

メダカの餌について 

メダカにとって餌は、人間の食事ぐらい重要なものです。 

エサの種類はつぎのようなものがあります。 

人工飼料:顆粒状の餌 

冷凍餌:ブラインシュリンプなど 

生餌:タマミジンコ、ゾウリムシ(インフゾリア)など 

種類がたくさんありますが、それぞれ栄養面や嗜好性(食べやすさ)が異なります。与え方にも目安がありますので、よく確認しておきましょう。 

メダカに与える餌は人工飼料がおすすめです。 

メダカが食べやすい形状で必要な栄養が含まれているため、健康的に育てることができます。 

しかし、同じ餌を与え続けると飽きてしまうこともあります。 

おやつ程度にブラインシュリンプなどの生餌をたまに与えるのもいいです。 

たんぱく質が豊富で、メダカの成長を助けてくれます。 

■餌の与え方 

エサは1日に1~2回、3~5分ほどで食べきれる量を目安にしてください。 

エサの説明書にも書いてありますので、それに従ってあげるとベストです。 

あまり与えすぎると食べ残しが増えて水質の悪化が早まります。 

エサが底にたまっている場合は、網やスポイト、クリーナーポンプを使って取り除きましょう。 

メダカの活動が不安定な夜明け頃や夕方・夜間に餌を与えると消化不良につながることがあるので、エサはメダカが活動している時間帯を確認して与えるようにしましょう。 

メダカの混泳について 

メダカはさまざまな種類の生体と一緒に飼育できます。 

同種はもちろん、同じ程度の大きさの温厚な魚種でしたら問題が起こることはありません。 

ドジョウやエビ・貝のほか、温度を調節すれば熱帯魚も一緒に飼育することが可能です。 

メダカと水草 

メダカにとって水草は隠れ家や産卵床になります。 

また、水草には水中の栄養を吸収して水質悪化を抑えたり、酸素を供給したりと、メリットがとても多いです。 

水草を食べてしまうこともないので、ぜひ一緒にそだててみましょう。 

種類としては丈夫で育成しやすい、マツモやアナカリス、ホテイアオイなどがオススメです。 

メダカ水槽の水換えについて 

水槽でメダカを飼育していると水が汚れていくため、定期的な水換えが必要です。 

水質が悪化すれば、体調不良になったり、病気になったりしてしまいます。 

水換えの頻度は2~3週間に1回が目安ですが、給餌量が多かったり、飼育匹数が多かったりする場合には頻度を多くしてあげましょう。 

コケが生えやすい、あきらかに水の透明度が低いといった場合には水質が悪化している可能性が高いため、水換え頻度を増やしましょう。 

フンやエサの残りをそのままにしておくと、水質が酸性に傾いていきます。 

あまりに極端に偏ってしまうと、メダカが生きることができなくなってしまいます。 

不安な時にはpHがどのくらいなのかを確かめてあげましょう。 

pHの測定は、市販されているテスト試験紙などを利用すると判断しやすいです。 

今の飼育環境で定期的に測定して、水換えからどの程度の期間でpHが低下するか調べておくと、水換えの頻度がわかります。 

メダカ水槽の水換え方法 

水換えは、クリーナーポンプなどで砂利にたまったゴミを吸い出しながら行いましょう。 

1回の水換えで水の全量に対して1/3程度までの水量を交換します。 

すべての水を換えてしまうと、水質の急変でショック症状を起こしたり、バクテリアが減少して水質が不安定になったりしますので注意が必要です。 

水換えの頻度を増やして水質を変化させない方法もあります。 

その場合は1週間に1回、1/5程度を交換してあげるだけで十分です。 

水換えに使用する水は水道水でもOKです。 

しかし、そのままでは魚に有害なカルキ(塩素)が含まれています。 

水をバケツなどに用意して1日放置するか、カルキ抜きで塩素を除去してから水換えに使用してください。 

カルキ抜きを使用する場合には、小型水槽の場合は固形タイプよりも液体タイプが添加量を調整しやすくおすすめです。 

今回は、メダカの飼育法について基礎から解説しました。 

メダカは、丈夫できれいな品種も多く、設備も簡単です。 

アクアリウムをやってみたい方はぜひ実践してみてください。 

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