本当に怖い食中毒!ずぼらが原因?主な症状と未然に防ぐ方法を解説!

身近にあるけれど、気を付けなければ死に至る可能性もある食中毒。

実際にどのような食中毒があるかご存じですか?

「加熱すればいいんでしょ。」
「冷凍すれば大丈夫。」

なんて甘いこと考えていませんか?

熱や寒さに強い細菌やウイルスがあなたの食事の中に入っているかもしれません。

今回は、よくある食中毒についてお話していきます。

食中毒とは 

食中毒とは、細菌やウイルス、有害な物質がついた食べ物を食べることで起きます。 

食中毒になると下痢や腹痛、発熱、吐き気などの症状が出ます。 

原因によって、病気の症状や食べてから症状が出るまでの時間が違います。 

細菌、ウイルス、有害物質のそれぞれに要る食中毒を見ていきましょう。 

細菌による食中毒 

細菌による食中毒は発生の仕方によって、感染型と食品内毒素型、生体内毒素型に分かれます。 

感染型は、食品の中で菌が一定数以上増殖した細菌を食事の際に摂取し、胃酸を通過して腸内の表面に定着・感染して食中毒を起こします。 

食品内毒素型は、細菌増殖による際に出てきた毒素を食品と共に摂取することで食中毒を起こします。 

生体内毒素型は、摂取した細菌が腸管内で増殖し、毒素を出すことで引き起こす食中毒です。 

主な最近は次のようになります。 

感染型 

・カンピロバクター 

 十分に加熱されていない肉や飲料水、生野菜などを摂取することで起こります。 

まれにペットから感染する場合もあります。 

食後2~7日で下痢や発熱、吐き気、腹痛、筋肉痛などの症状を引き起こします。 

乾燥に弱く、きちんと加熱することで死滅します。 

・サルモネラ 

 十分に加熱していない卵・肉・魚などから発生します。 

 乾燥に強く、熱に弱いという特徴があります。 

 食後6~48時間で、下痢、発熱、吐き気、腹痛、頭痛などの症状を引き起こします。 

・腸炎ビブリオ菌 

 塩分のあるところで増殖する菌で、生の魚介類が原因となります。 

 真水や熱に弱いです。 

 食後4~96時間で激しい下痢や腹痛などの症状が出ます。 

食物内毒素型 

・黄色ブドウ球菌 

 私たちの皮膚や鼻、口の中にいる菌で、傷やニキビを触った手で食べ物を触ると菌が付きやすくなります。加熱後に手作業をする食べ物が原因となります。 

この菌の毒素は熱に強く、毒素ができた後に加熱をしても意味がありません。 

食後30分~6時間で吐き気や腹痛などが起きます。 

・ボツリヌス菌 

 乾燥や熱に強い「芽胞」を形成する菌で、主に海や川、湖や土壌など広く存在しています。芽胞は酸素の少ない状態で発芽・増殖し、極めて強い毒性を生じます。 

また、芽胞の状態では100℃数分間の加熱でも生き残ります。 

大人の場合にはほかの腸内細菌に負けてしまうため、問題になることはありませんが、乳児の場合には腸内環境が整っていないため、ボツリヌス菌が増殖し、毒素を作ってしまうことがあります。はちみつにはこの細菌がいることが多いため乳幼児には原材料にはちみつが含まれている食品は与えないようにしましょう。 

・セレウス菌(嘔吐型) 

 食品中で毒素を作る菌で、30~6時間ほどで、吐き気や嘔吐などを引き起こします。 

下痢型と嘔吐型があり、日本ではこちらのほうが多くみられます。 

耐熱性の芽胞を形成し、28~35℃で増殖が活発になります。 

土壌、水、ほこりなどの自然環境や農畜水産物などに広く分布しています。 

毒素は126℃の熱に90分あてても失活しないほど熱に強いです。 

生体内毒素型 

腸管出血性大腸菌 

十分に加熱されていない肉や生野菜が原因で引き起こす食中毒です。 

有名なところだと、O-157があります。種類もたくさんありますが、十分に加熱することで防ぐことができます。 

食後12~60時間で、激しい腹痛、下痢、血液が混入した下痢などの症状があります。 

症状が重くなると死に至る恐ろしい菌です。 

ウェルシュ菌 

土壌や水中、腸内など自然界に幅広く生息している細菌です。 

特に、牛・鶏・魚が保菌していることが多いです。 

酸素がないところでも増殖し、熱に強い芽胞を形成します。 

食後6~18時間で下痢や軽い腹痛を引き起こします。 

セレウス菌(下痢型) 

嘔吐型と同様に土壌、水、ほこりなどの自然環境や農畜水産物などに広く分布しています。 

こちらは小腸で毒素を作り、8~16時間ほどで腹痛や下痢を引き起こします。 

ウイルスによる食中毒 

ノロウイルス 

二枚貝を生や十分加熱しないで食べた場合や汚染された水などを飲んで感染することがあります。 

熱に弱いので、85度以上で1分以上加熱すれば大丈夫です。 

食中毒にかかった人の汚物から感染することもあるので、触ったら石鹸でよく洗い、消毒しましょう。 

食後1~2日で吐き気やひどい下痢、腹痛などの症状を引き起こします。 

E型肝炎ウイルス 

十分に加熱していない豚などの肉や内臓を食べることで起きる食中毒です。 

熱に弱いので生食を避けてしっかり熱を通せば防ぐことができます。 

ほとんど症状は出ないですが、感染から平均6週間ほどでだるさや発熱、皮膚が黄色くなるなどの症状が出ます。 

有害物質による食中毒 

水銀 

水銀が体内に過剰に取り込まれることにより異常をきたします。 

有名な公害病として、水俣病があります。 

水俣病は、メチル水銀に汚染された魚介類を食べることで発症し、視野障害・運動失調・構音障害の3つの特徴的な症状を引き起します。 

無機水銀と有機水銀によって症状が違います。 

無機水銀では、腎臓や消化管に障害が生じ、腹痛や吐き気、下痢、腎機能障害によるだるさや気持ちの不快感などが見られます。 

有機水銀は、神経障害が生じるため手足や顔面のしびれ、震え、言葉を出しにくいなどの症状が見られます。水俣病はこちらになります。 

PCB 

ポリ塩化ビフェニルという、無色透明な油状の物質です。 

脂肪に溶けやすいという性質から、慢性的に摂取すると体内に徐々に蓄積します。 

症状としては、目やに、爪や口腔粘膜の色素沈着、塩素ニキビ、爪の変形、まぶたや関節の腫れなどの症状が確認されいます。 

有名な事件として、カネミ油症事件があります。 

自然毒 

キノコやフグ毒などで起こる食中毒です。症状も食した毒の種類によって変わってきます。 

まとめ

いかがでしたか。

食中毒の原因はさまざまですが、私たちが注意をしていれば防げるものがほとんどです。

自分だけでなく、周りの人に悲しい思いをさせないためにも、食中毒に関する知識はある程度知っておきましょう。

食中毒とは無縁の生活が送れるように日々衛生面には注意して生活しましょう。

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